不倫をしているあなたに。定義と社会的・経済的制裁を後悔する前に知っておこう！

不倫をすると社会的にも経済的にも制裁を受ける可能性があるようです。しかし、実際に夫や妻が相手と逢っていたとしてどこからが不倫となるのでしょうか？また、仮に制裁を加えたいとして、どのようなことが可能なのでしょうか？ここでは、不倫に対する定義と制裁を説明します。

一体「不倫」とはどのような行為なの？

性行為のあるなしがポイントです！

不倫には厳密な定義があるのを知っていますか？不倫について法律では不貞行為、つまりは配偶者以外との性行為があったのか？ということが重要視されているようです。もし、夫・妻の不倫に気付いた際、不倫だと主張するには性行為が有ったどうかを証明する必要があるようです。
つまり、夫・妻と不倫相手が本当に性行為していたのかがわからなければ不倫であると主張できない可能性があるのです。もし、夫・妻が自宅で行っている不倫現場に遭遇したなら話は早いのかもしれません。しかし、中々そのような場面に出会うことはないと思います。だからこそ、怪しいと思ったらなら、証拠を集める為に探偵などを雇うことになるのだと思います。

性行為がなければセーフ？

一般的に性行為＝性器と性器が繋がっている状態をイメージするのではないでしょうか？しかし、実際の不倫で考えられる性行為というのは、決して性器が重要視されるのではないように思います。実際の裁判でも、不倫というのは裸で抱き合っていたり、キスをしていたりという行為を指すようです。つまり、ホテルや寝室に二人っきりで過ごした証拠があればいいのではないでしょうか？
逆に、2人きりで食事に行っていたり、映画を観ていたとしても、それはまず不倫としては見られないということなのだと思います。ただ、もし本当に食事に行っていただけ、映画を観ていただけだとしても、配偶者側からすれば異性と自分の夫・妻が2人きりで楽しく過ごしてたという行為に対して、多少なりとも制裁を加えたい気持ちになりそうですね。

一体誰から制裁を受けるの？

①配偶者から受ける制裁

もし配偶者に不倫がばれたとしたら、どのような制裁が待っているのでしょうか？考えるだけでも恐ろしいのですが、基本的に配偶者が夫であっても妻であっても同じことだと思います。
例えば、
・不倫した夫・妻との離婚
・不倫相手へ慰謝料請求
・不倫相手の配偶者に不倫の事実を伝える
などが考えられるのではないでしょうか？
ただ、これらはまだ制裁としては軽いものなのかもしれません。私の聞いた話では、夫が不倫している現場を見つけた妻が、夫の胸ぐらを掴んだまま街中を引きずり回したということがあったそうです。その流れからそのまま会社や周りに広まったそうで、その方の夫は非常に肩身の狭い立場になっているそうです。

②不倫相手から受ける制裁

不倫相手から受ける制裁？と思うかもしれません。しかし、もし独身の不倫相手に対して自分も独身だと偽っていたらどうでしょうか？おそらく、不倫相手は裏切られたことに対してひどく傷つくことだと思います。確かに、自分が不倫相手だとは知らず、真剣な恋をしていたとするのなら、裏切った相手に対して制裁を加えたい気持ちになったとしても不思議ではないのではないのではないでしょうか？
さすがにこの場合、不倫相手から慰謝料請求というのはないのかもしれませんが、配偶者の場合と同様に会社や周りに言いふらされる可能性は十分にあると思います。ただ、どんなに制裁を与えたとしても、騙された形で不倫をしていた相手の傷は癒えないのではないでしょうか？

社会的制裁を受ける可能性あり

会社にバレると…。

先ほど紹介した通り、相手が不倫相手でも配偶者でも、もし会社に不倫をしていた事実がバレるとどのようは制裁を受けることになるのでしょうか？おそらく、最悪のケースとしては解雇ということになるのだと思います。また、もし解雇ということにならなくとも、同僚や上司から冷たい目で見られる可能性があるのではないでしょうか？
今まで積み上げてきた仕事での社会的立場があるとするなら、不倫によって全てを失うリスクは背負わない方がいいように思います。不倫による制裁で失った信用というのは、取り戻すことが非常に難しいものなのではないでしょうか？

身内にバレると…。

もし、身内が不倫をしていたらどのような気持ちになるでしょうか？おそらく、不倫相手の配偶者に対して非常に申し訳ない気持ちになると思います。また、実際に不倫をした身内に対して決して許せない気持ち湧き上がってくるのではないでしょうか？
つまり、不倫をするということは自分を社会的に非常に辛い立場に立たせる可能性がある行為なのだと思います。もし、会社に知らされるような社会的制裁がなかったとしても、親や兄弟、親戚など自分が大切にしたい相手がいるのだとしたら、不倫という行為はしない方がいいのではないでしょうか？

経済的制裁を受ける可能性あり

不倫相手の配偶者から慰謝料請求！

社会的制裁というのも辛い立場かもしれません。しかし、それ以上に経済的制裁ということで慰謝料請求が重くのしかかってくるのではないでしょうか？特に、慰謝料請求として考えられるのは、やはり不倫相手からの請求だと思います。
実際に、愛する相手を不倫によって奪われているのですから、不倫相手の配偶者というのは心に大きな傷を受けていることだと思います。そして、それに合わせた金額が慰謝料として請求されることになるのではないでしょうか？
もし、不倫の発覚によって会社を解雇されていた場合、慰謝料という多額の請求と重なると、生活が非常に苦しいものになりそうです。また、慰謝料請求というのは、決して不倫相手の配偶者からだけという話ではないようです。

自分の配偶者から慰謝料請求！

つまり、自分の配偶者からも慰謝料請求される可能性は十分にあると思います。もちろん、結婚生活を続けていくというのであれば慰謝料請求は考えにくいのかもしれません。しかし、もし不倫の発覚とともに離婚ということになれば、十分に慰謝料請求される可能性があるのではないでしょうか？
その場合、そもそも離婚により財産が半分になった状態から請求されるわけですから、経済的に大きな制裁になると思います。
また、すでに相手の配偶者からも慰謝料請求されているのだとすると、それこそ生活できないほどの金額になっている可能性は十分にあるのではないでしょうか？つまり、もし不倫したのであれば、経済的にも決して軽くはない制裁を受ける可能性があると思っていた方がいいのだと思います。

教えて！慰謝料請求の相場は？

100万円以上は珍しくない…！？

不倫による慰謝料請求の相場を知っていますか？実際に、裁判で不倫による慰謝料請求額というのは、おおよそ100万円からだそうです。この場合、慰謝料請求額が高いのか低いのかは当事者同士の問題かもしれませんが、やはり配偶者に対して行ってしまった不倫という行為に対する制裁としては決して高いものではないように思えます。
ちなみに、もし配偶者側が弁護士や探偵などを利用していたとしたら、慰謝料で100万円を手に入れたとしてもむしろマイナスになる可能性もあるのではないでしょうか？ただ、裁判で慰謝料を請求しようとすれば、どうしても証拠集めに探偵や法廷で争う為に弁護士が必要になりますからある程度の費用がかかるのを覚悟する必要があるようです。

悪質だったらさらに上がる…！？

先ほど、慰謝料の請求額は100万円からだと紹介しました。しかし、不倫の悪質性が高ければそれだけ請求額、つまりは制裁も大きなものにすることができるようです。
ただ、その為には、
・結婚期間
・不倫相手の収入
・不倫の常習性
・どのような不倫をしていたか
など、より詳細でどれほど悪質であったかを証明する必要があるようです。
場合によっては、300万円を軽く超えることもあるようです。ただ、少なくとも愛を誓い、ある程度の期間を夫婦として関係を持ってきた相手の不倫を知るということは辛いことではないでしょうか？

まとめ

不倫というのは、配偶者以外との性行為によって成立するようです。つまりは、ホテルや寝室で過ごしていれば十分に不倫だと認定されるのではないでしょうか？そして、もし不倫がバレれば社会的にも経済的にも決して軽くはない制裁が待っているようです。特に、会社や周りに不倫をバラされるというのは、社会的に非常に辛い立場に立たされるのではないでしょうか？
少なくとも、1度は永遠の愛を誓ったのだとしたら、不倫という行為は愛を誓った配偶者を大きく裏切る行為だと思います。だからこそ、その裏切りに対して、どのように重い制裁を受けたとしても甘んじて受ける必要があるのかもしれませんね。